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”のりもの”好きのイラストレーターが見た乗り物たちのしぐさを

鹿児島市電が秋田中央交通軌道線カラーに!? 9500形9506号「さつマグ電」デビュー

2019年9月2日(月)11時。
鹿児島市交通局の上荒田町の車両基地で、とある電車の出発式が開催されました。
式典には、鹿児島市長や鹿児島市交通局局長らの姿も見えますが、白いポロシャツを着た初々しさの溢れる学生さんたちの姿も!!

デビューしたのは、「さつマグ電」と名付けられた電車。

起用されたのは、1997年3月竣工の鹿児島市電9500形の9506号です。


これは、鹿児島市が2019年3月より「みんなでまちを盛り上げ」、鹿児島市を活性化することをテーマに創設された『マグマシティ鹿児島市』プロジェクトの一環で運行されたもので、9506号の「さつマグ電」号は、2019年6月より鹿児島市総務局市長室広報戦略室主催、運営を鹿児島市内に本社を置く民間の広告代理「鹿児島映光」さんが受託をする形でデザインプロジェクトを立ち上げることとなりました。

 

デザイン作業には、鹿児島市内の大学生・短大生・専門学校生らに参加を募ることとなり、18人が参加。3回のワークショップを開催することで完成させたものです。

では、学生さんたちがアイディアを出し合って完成させましたデザインを見ていきましょう!!

 

フロントデザイン

鹿児島市のシンボルマーク「マグマシティ鹿児島市」の公式ロゴを配したシンプルなデザインとなっています。


サイド

両サイドとも、シティプロモーション動画のキラクター“さつマグニョン”が描かれていますが、デザインは左右非対称になっています。

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9500形9506号「さつマグ電」号。こちらは、“さつマグニョン”が桜島を登るシーンや、電車ごっこなどをして楽しそうに遊ぶ光景がデザインされています。(2019.09.02撮影 鹿児島駅前~桜島桟橋通間)

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9500形9506号「さつマグ電」。こちらは、「さつマグ電」号の文字を主体にデザインされています。(2019.09.02撮影 桜島桟橋通~水族館口間)

この「さつマグ電」は、2020年3月まで運行予定です。
テレビ報道では、

・MBC南日本放送

がニュース報道していました。

まけ

このカラーリングを見たとき、

「ん?なんだろう?どっかで見たような...」
と思っていたら...
秋田中央交通の軌道線の新塗装でした(^^A

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秋田中央交通軌道線のデワ3003とナハフ20に施されたツートンカラーの新塗装(TOMYTEC 鉄道コレクション



「ふるさとのデパート」で防災演習!鹿児島市消防局の消防車集結!!

今日、9月1日は、防災の日でした。

 

鹿児島市の各所でも、防災の日にちなんだ「消防演習」が行われました。
そのうち、「ふるさとのデパート」のキャッチフレーズでお馴染みの鹿児島のデパート“山形屋”さんに、いろんな消防車(Fire truck)が集結。
開店前の山形屋さんの1号館前は、赤一色に染まりました。

 

私が、現地に到着したのが一足遅れまして、指揮官から

「撤収!!」

の声が響いた時でしたので、各車両が各部署に帰って行く際の光景をご紹介いたします。

 

水槽付消防ポンプ車

鹿児島市のHPでは、「タンク車」で紹介されています。

こちらは、「ポンプ車」と異なり、消火栓や防火水槽がなくても、車両自身に「タンク(水槽)」を持ち、車両によって異なりますが、1,500~2,000リットルの水を入れて、現場へ急行できる仕様になっています。

また、ポンプも備え、タンクに貯めた水を放水出来るそうです。

 

2019年9月1日(日)の山形屋さんの消防演習では3台・3種類が確認されましたが、

「水Ⅰ型」タイプと思われる車両たちで、1,500L以上2,000L未満の水を水槽(タンク)に貯めて現場へ急行できる仕様と思われ、3車種(各3台)が駆けつけていました。

 

1台目は、「上町分遣隊」所属の水槽付きポンプ車。

こちらは、5t車クラスのシャーシを使用した「水Ⅰ-B」型のようです。

http://www.city.kagoshima.lg.jp/shobo/sbsoumu/kurashi/bosai/shobokyoku/gaiyo/sharyo.html#tanku

【中央消防署上町分遣隊 所属】水Ⅰ-B型

この上町分遣隊所属の水Ⅰ-B型は、これらご紹介する2台の水槽付きポンプ車と異なり、この消防車自身に備えられたホースを伸ばして消火活動に参加していたようです。

 

2・3台目は、「中央消防署本署」と「南林寺分遣隊」所属の水槽付きポンプ車。

こちらも、水槽に1,500L以上2,000L未満の水を水槽に貯めて現場へ向かい、1台目の「水Ⅰ-B」型より短い4t車クラスのシャーシを使用し、その短さを活かすことで、小回りが利くように製作された「水Ⅰ-A型」と思われます。

http://www.city.kagoshima.lg.jp/shobo/sbsoumu/kurashi/bosai/shobokyoku/gaiyo/sharyo.html#tanku

【中央消防署本署 所属】水Ⅰ-A型

http://www.city.kagoshima.lg.jp/shobo/sbsoumu/kurashi/bosai/shobokyoku/gaiyo/sharyo.html#tanku

【中央消防署南林寺分遣隊 所属】水Ⅰ-A型

このうち、「中央消防署本署」所属の水Ⅰ-A型の車両は、これからご紹介する中央消防署本署所属の「はしご車(スーパージャイロラダー)」に、「南林寺分遣隊」所属の水Ⅰ-A型は同じ南林寺分遣隊の「屈折式はしご車(日野RANGER スカイアームΣ20)」に水を供給して、放水活動に参加していたようです。

 

水路付きはしご車

こちらは、消火栓、防火水槽、あるいは上記の「水槽付きポンプ車」などから水を得て、はしごを伸ばして放水・消火活動を行う消防自動車で、2車種(各1台)が参加していました。

 

1台目は、中央消防署本署所属で、鹿児島市のHPでは、「はしご車」で紹介されている車両で、2019年度(本年度)に導入された新車両。

日野自動車のはしご車専用のシャーシ「MH」を使用し、消防車の開発、製造、販売を専門とする株式会社モリタで製造された車両で、車両名は「スーパージャイロラダー」です。

当日は、これまで(上)にご紹介しました「水槽付きポンプ車(中央消防署本署の水Ⅰ-A型)」から水を得て放水を行っていたようです。

https://www.morita119.jp/fire_engine/ladder/006.html

はしご付き消防自動車(日野自動車+モリタ:スーパージャイロラダー)

http://www.city.kagoshima.lg.jp/shobo/sbsoumu/kurashi/bosai/shobokyoku/gaiyo/sharyo.html#hashigo

はしご付き消防自動車(日野自動車+モリタ:スーパージャイロラダー)

https://www.morita119.jp/fire_engine/ladder/006.html

はしご付き消防自動車(日野自動車+モリタ:スーパージャイロラダー)

 

台目は、中央消防署南林寺分遣隊所属で、鹿児島市のHPでは「屈折式はしご車」で紹介されています。

こちらは、日野自動車「RANGER」をベースに製造されたスカイアームΣ20で、当日は同じ「南林寺分遣隊」所属の「水槽付きポンプ車(水Ⅰ-A型)」から水を得て、放水活動を行っていたようです。

http://www.city.kagoshima.lg.jp/shobo/sbsoumu/kurashi/bosai/shobokyoku/gaiyo/sharyo.html#sk

屈折式はしご車(日野自動車〈レンジャー〉 スカイアームΣ20)

http://www.city.kagoshima.lg.jp/shobo/sbsoumu/kurashi/bosai/shobokyoku/gaiyo/sharyo.html#sk

屈折式はしご車(日野自動車〈レンジャー〉 スカイアームΣ20)

 

指揮車

最後まで現場に残ったのは、火災現場で消火活動などの指揮をとる“指揮者”を乗せる自動車で、鹿児島市のHPでも「指揮車」で紹介されています。

http://www.city.kagoshima.lg.jp/shobo/sbsoumu/kurashi/bosai/shobokyoku/gaiyo/sharyo.html#shiki

【中央消防署本署 所属】指揮車

以上、6台の消防自動車が出動しての「防災演習」でした。
先述の通り、放水場面は見れなかったのですが、鹿児島の各テレビ局では...

・MBC「南日本放送」

・KKB「鹿児島放送」 

の2局が山形屋さん館内の訓練の様子を紹介していました。

 

まけ

「防災演習」では、鹿児島県警察も参加していたようで、パトカーが帰り支度をする一部の消防車たちより一足お先に署へ帰って行きました。「防災演習」は、山形屋さんの1号館側前の「金生通り」の鹿児島駅前方面へと向かう道路の1車線目(通常はタクシーの待機レーン)を使用。その他の車線は通常通りの自動車等の往来があり、鹿児島市電も通常通り運行されていました。写真は鹿児島市電の9500形9511号が写っていますが、私としては、同じ9500形でも、パトカーカラーの「交通安全号」に来て欲しかったのですが...

 





 

 

新しい”のりもの”プロジェクトの打合せで

昨日(2019.08.17)は、“お仕事”として久々に

マルヤガーデンズさんへお邪魔して参りました。

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鹿児島市営バス「いづろ」バス停のすぐ目の前にある鹿児島を代表します商業施設の一つ。もともとは、一街区南側に店を構えていた「丸屋」さんでしたが、大正3年に”いづろ通”を路面電車が走ることになり、この地に店を構えた~という経緯のある”乗り物”とは切っても切れないご縁がある商業施設です。



マルヤガーデンズさんとは、昨年からいろいろと”楽しい”企画を実施させていただいておりまして~

 

はじめは~
 

集まれ!でんしゃのおばけたち ~ハロウィン路面電車~

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マルヤガーデンズさん&山形屋さん&アミュプラザ鹿児島さんとの3館コラボで実施した「集まれ!でんしゃのおばけたち ~ハロウィン路面電車~」と題した電車を企画。2019年2月末日をもって引退した鹿児島市電500形504号の車内に、2018年10月28日、募集で集まりました親子さんと”でんしゃのおばけ”に仮装して、電車に乗り込み、3館をいたずらしながらめぐるというツアーでした。

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「集まれ!でんしゃのおばけたち ~ハロウィン路面電車~」に起用した500形504号の外観です。一見、なんの変哲もない古い電車ですが、車内の蛍光灯に”ある仕掛け”をしまして、夕方、暗くなると車内がオレンジ色に光り、その光が外へこぼれるようになっていました。

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車内デザインは私が、「集まれ!でんしゃのおばけたち ~ハロウィン路面電車~」号仕様へ化けさせたのは、商品ディスプレイのプロが集まるマルヤガーデンズさん、山形屋さん、アミュプラザ鹿児島さんの3館のスタッフ、そして”M-Style”というお花屋さん、鹿児島市交通局の有志が力を合わせて完成させました。ロングシートの上にはカボチャのヘッドレスト(もどき)やクモの巣、ステンドグラス(もどき)、そして本物のドライフラワーを飾り付けています。


その後も、ご縁をいただきまして、
マルヤガーデンズ9周年&鹿児島ロフト3周年記念で

マルヤガーデンズ×鹿児島ロフト×交通局 POP UP SHOP」を開催。

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マルヤーデンズ3階の「鹿児島ロフト」さんの一角に、なんと!鹿児島市交通局の”出張!資料展示室”に。写真はその”玄関”的位置づけのエスカレーター前の壁のラッピングデザインです。

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建物を支える壁は有効活用!! 「市電の性格図鑑」と題して、市電運転士さんから伺った、各形式の電車の癖や特徴を、擬人化して”性格図鑑”として紹介したものです。

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”出張!交通局資料展示室”には、上荒田町にある鹿児島市交通局本局の局舎3階にある「資料展示室」に飾ることが出来ず、倉庫で大事に保管されていた貴重な市電、市営バスの廃車部品などを特別展示。この時は、同局の某課某係の皆さんがご尽力くださり、この特別展示が実現しました。

 

と、皆さんが「忘れたころ」に、ちょくちょくコラボ企画をさせていただいております♬

お仕事の前に~
マルヤガーデンズのソラニワから、鹿児島市電をウォッチング!!

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たまには、”上から”鹿児島市電や、鹿児島市営バスをはじめ、いろんなバスや自動車、バイクや自転車を眺めるのも、なかなか楽しいですよ♬

それにしても、いろんなデザインの乗り物が増えたなぁ~と感じる今日この頃です。



お盆休みも終盤! 鹿児島貨物ターミナルにパーイチ単機で

人によっては、1週間だったお盆休みも、

今日、8月17日(土)を入れても、残り2日。

 

〝乗り物ワールドかごしま″も、お盆そして年末年始はちょっと寂しいことが...

それは、貨物列車が運休(鉄道用語で「ウヤ」)で、

鹿児島県下では、旅客列車が2~5両の列車がいますが、

貨物列車はそれを凌駕する11両など、長~い列車として楽しむことが出来ます。

(踏切で待つ方、自動車等にとっては、のんびり走る貨物列車は...)

その、“長~い”ものたちがいないということ。

そして、力強いモーターの唸りを響かせる電気機関車も不在というのは、やっぱり寂しいものです。


ですが、今日、8月17日(土)。
1両のEF81形電気機関車のEF81形452号機が、

鹿児島6時44分、定刻、単機(機関車1両で)で到着。

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4097レ(貨物列車)のスジ〈ダイヤグラム上で1つの列車を、始発から終点までを1本の線で表現します。ダイヤグラムは縦軸が駅名、横軸は時刻を示します。その線をスジといい、「どこの駅を」「何時に通過・停車・発車」するかを、ダイヤグラムという「図表」でパッと見ることが出来ます。〉で、門司機関区所属の、EF81形452号機が単機(機関車1両)で、6時44分、定刻に鹿児島(駅)に到着しました。

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こちらは、EF81-42号機の門司側(後尾)です。

鹿児島(駅)到着6分後の6時50分。

鹿児島(駅)の北側、祇園之洲踏切まで進み、そこで転線・スイッチバックを行い、鹿児島貨物ターミナルの線に入ります。

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6時50分。誘導係の職員さんによる旗振りを頼りに、鹿児島貨物ターミナルのレール南端へとさらに進んでいきます。隣の線では、コキ(貨車)が珍しくポツンとコンテナも載せないで、朝寝を。

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神奈川県の川崎車両所所属のコキ104形347号が、ポツンと、コンテナを載せることなく、朝寝坊中です。

8月17日(土)の、門司機関区から鹿児島貨物ターミナルまでの、

機関車の送り込み(コンテナを載せたコキ〈貨車〉を牽引せずに、機関車だけでやってくることor他の貨物列車などに連結されて自分では走らず〈無動力;ムドという〉にやってくること)は、このEF81形452号機以外は来なかったようですが、明日、8月18日(日)は果たして?

夜の旅客機たち〈In search of passenger aircraft at night.〉 2019.08.11(Sun)

ANA630便(鹿児島空港KOJ〉→東京・羽田〈HND〉)が、

Boeing787-8で運用されることから、

久々に、夜の鹿児島空港の旅客機たちを撮りました。

 

✈Boeing B737-81D (Boeing737-800)

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2018年9月19日で、就航20周年を迎えたSKY MARK AIRLINES。これを記念したスペシャルマーキング機の「星空ジェット」。デザインはなんとSKY MARKの副操縦士を務める橋本俊太郎さんの手によるものだそうです。センスの良さが、特に夜の空港滑走路では輝きを増しています。

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「星空ジェット」は機体の左右でデザインが異なります。機体左側は「はくちょう座」、右側は「朝焼けを模したグラデーション」がマーキングされています。

◆機材 Boeing B737-81D (Boeing737-800)

◆所属 スカイマークエアラインズ(SKY)

◆登録番号  JA73NQ

◆製造番号 39432/4310

◆運用期間 2013.01~ 〈星空ジェットとしては、2018.09.05~〉
◆撮影時の運用便 SKY308便 東京・羽田(HND)→鹿児島(KOJ

★撮影 2019.08.11(Sun) 19:14 & 19:17

スカイマークエアラインズ「星空ジェット」公式HP

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暗くなった鹿児島空港に「ブォーン」という、どこかのんびりとも聞こえるも、力強さを感じるプロペラの音を響かせてATR-72-600が着陸。すぐに、エンジンの回転数を下げて、搭乗デッキのある場所へ向かいます。

◆機材 ATR(Avions de Transport Régional ) ATR-72-600

◆所属 日本エアコミューターJAC

◆登録番号 JA08JC

◆製造番号 1569

◆運用期間 2019.05~

◆撮影時の運用便 3736 奄美空港(ASJ)→鹿児島空港KOJ

★撮影 2019.08.11(Sun)19:18

 

 

✈Boeing B787-800 (Dreamliner)

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トーイングカーに誘われ後退していくANAB787-8(JA825A)。

 

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最大離陸重量219,540kgのB787-8をエスコートしたトーイングカーは、役目を終えるとすぐに退散。B787-8は、地上スタッフ2名に見送られて、滑走路へとゆっくりと歩みを進めます。

◆機材 Boeing B787-800 (Dreamliner)

◆所属 全日本空輸全日空 ANA

◆登録番号  JA825A 

◆製造番号  34516/148

◆運用期間  2014.02~

◆撮影時の運用便  ANA630便 鹿児島(KOJ)~東京・羽田(HND

★撮影 2019.08.11(Sun) 19:24 & 19:28

 

✈Airbus A320-232(A320-200)

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ANA630便のB787-8(JA825A)がゆっくりと滑走路へと進むのとすれ違うように、JetstarのA320-232が着陸。シルバーのボディーに太陽が沈んで間もない空からの群青色が映ります。

◆機材 Airbus A320-232(A320-200)

◆所属 ジェットスター・ジャパンJST

◆登録番号 JA15JJ

◆製造番号 5701

◆運用期間 2013.09~

◆撮影時の運用便 GK697便 名古屋(中部/NGO)→鹿児島(KOJ

★撮影 2019.08.11(Sun) 19:27

 

残念なことに、B787-8のANA630便の力強い離陸の光景の撮影は大失敗...

 

空からの光がない分、どうしても手振れや体の揺れでブレてしまう写真が多くなってしまいがち。見苦しい写真ばかりになってしまい、申し訳ございません。

 

撮影時にはカメラのISO値を適宜調整、シャッタースピードを遅くして、そしてレンズを各々移動していく旅客機たちを追うようにして、「よし今だ!」とシャッターを無心で切ります。

周りから見たら、大人になれない変な大人に見えるかもしれません...

 

撮影は鹿児島空港の送迎デッキで行ったことから、他のお客様や小さなお子様へのご迷惑や危険を考えると、三脚は使えません。

むしろ、三脚を立てない分空いたスペースで、一緒に旅客機の姿を見る方との交流の時間にもなり、楽しいものです。
(「三脚を使わないで撮れます?」と聞かれたのですが、体幹を鍛える運動になりますよ~と怪しい回答をしてしまいました...)

 

撮れた写真をカメラ確認して見ていますと、子どもたちから

「どんな写真が撮れたぁ?」

と聞かれることも♬

私も童心に帰り、子どもたちやそのご家族と乗り物について語ってしまいます。

それが、空港の送迎デッキでの撮影の魅力の一つかもしれません。

 

ご覧いただきありがとうございました( ..)φ
さて、撮った写真をもとに、イラストを描いていこうと思います。

 

ピカピカの”なのはな”カラーのキハ200、帰還!

ピカピカの”なのはな”カラーのキハ200が、久しぶりに姿を見せました。

 

2019年7月17日より、福岡県は北九州の「小倉総合車両センター」に、検査と車体の塗装の再施工のために、「鹿児島車両センター」より日豊本線経由で自走の上、入場していました”キハ200形”の8番ユニットが、同じく、自走の上、本日2019年8月12日に日豊本線経由で「鹿児島車両センター」に帰ってきました。

電車ではなく、気動車ディーゼルカー)ゆえに、自身で排煙を吹き出すことから、車体正面や屋根は、煤で黒くなってしまうのですが、小倉総合車両センター(通称:KK)で綺麗にお化粧直しされて、ピカピカです。

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なのはなカラーに綺麗にお化粧直しされたキハ200の8番ユニット。車体はもちろんですが、台車や床下機器もブラックやダークグレーに塗装されていて、締まって見えます。

鹿児島車両センター所属のキハ200が主役として活躍する指宿枕崎線は、キハ200が、鹿児島地区にデビュー1992年頃は、まだローカル線としての性格も色濃かったのですが、現在は、沿線宅地化や商業施設の進出や開発により、人口が増え、利用者も鹿児島中央~慈眼寺~五位野間で特に増えています。

その結果、車内もそれまでの転換クロスシートからロングシート化の改造を受けて、お客様の車内混雑防止に対応し、

 

こうした座席配置の変化により、形式もそれまでの、

「キハ200-0番台 + キハ200-1000番台」

(この写真の列車で言えば、キハ200-8(0番台の8号車)∔キハ200-1008(1000番台の8号車))

「キハ200-550番台 + キハ200-1550番台」

に変更されています。

 

今回の小倉総合車両所(KK)の入場で、このきは200の8番ユニットも、まさか、ロングシート化へ改造されてしまうのでは?と心配しましたが、撮影した写真を見る限り、今回は機器類のメンテナンス・検査・修理と車体のお化粧直し(再塗装)で完結したようです。

もう一つ気になったのは、気動車の心臓ともいえるエンジンの装換も施されるかな?と思ったのですが、今回は、そちらも見送られたようでDMF13HZAエンジンが、ピカピカの状態で装着されていたようです。

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足回りもピカピカになりましたが、床下に鈍く銀色に光る管が見えますが、そこにDMH13HZAエンジンがあります。ドアもシルバーに塗装したのでしょうか?とても綺麗に見えます。

鹿児島は、活火山桜島もある関係で、降灰(火山灰が風に乗って鹿児島県下をはじめ、時に宮崎県などの隣県にも降灰が観測されることもあります。)鉄道車両たちに限らず、乗り物たちにとっては大変住みづらい環境かもしれません。

 

こうして、整備を担当される整備士(職人)の皆様、そして運転をはじめとする乗務員の皆様、日々メンテナンスを担当されるスタッフの皆様のご尽力に感謝しながら、大事に大事に、長く使えるようにと願いたいものです。

HELLO 2020 JET 東京(羽田/HND)から鹿児島(KOJ)へ

2019年8月11日(日)、やっとやっと実機と出会うことが出来ました。

ANA(All Nippon Airways)全日本空輸】が運航する

HELLO 2020 JET

です。

 

私が活動拠点とします、九州・鹿児島では繁忙期以外は、小型機のBoeing737型機や中型機のBoeing767型機、その他、離島便などで活躍するSAAB 340BATR42-600などが多く見かけられますが、お盆のふるさと帰省でしょうか? 普段は、なかなかお目にかかれなくなってしまった大型のBoeing777や新型機のBoeing787も見られ、1日鹿児島空港KOJ)にいても飽きないほど多彩な顔触れが集結しました。

 

今回の主役の HELLO 2020 JET ですが、こちらのリンク部分クリックいただきますと、全日本空輸ANA)の特設HPに、携わった方の様々な誕生までの”想い”が紹介されております。

 

ANA625便として飛来したHELLO 2020 JETこと、Boeing777-281(ER)〈JA741A〉は、15時50分、定刻より20分ほど遅れて東京(羽田/HND)から鹿児島(KOJ)へ着陸。

通常なら、この便はBoeing767-300が担当します。

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2019.08.11 ANA625便でHNDからKOJへ着陸するBoeing777-281(ER)JA741A

ANAトリトンブルーや、JALグループの鶴丸レッドなどの旅客機から並ぶ中、カラフルに彩られたBoeing777-281(ER)〈HELLO 2020JET〉は、送迎デッキで旅客機を眺めた子どもたちだけでなく、多くの大人たちもスマホコンデジを出して、シャッターを押す光景が!!

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滑走路から、ボーディング・ブリッジへ向けて、ゆっくり歩みを進めるJA741A

乗客を降ろすのと並行して、運んできた貨物を降ろし、

そして息つく間もなく、折り返し便の乗客から預かった荷物などの貨物を載せていきます。

遅延到着ということもあり、また羽田には折り返しの定刻は16時25分。

テキパキと、しかし安全第一に連携されて仕事をされている皆さんの姿は、素晴らしいものです。

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機材が、ボーディング・ブリッジについたら、地上スタッフの皆さんが預かった手荷物や貨物などを手際よく、しかし、丁寧に降ろしていきます。そして息つく間もなく、折り返し便の乗客の預かり荷物や貨物を載せていきます。

その反対側では、当空港を管理・運営する南国交通(NKK)の清掃部隊の皆さんが機内に乗り込み、清掃を始めるわけですが、その清掃担当の皆さんも、見慣れぬカラフルな機体デザインに興味津々の様子。

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機内清掃に入る、南国交通の清掃クルーの皆さん。JA741Aを前に、テンション上げているような歓談ぶりも見られましたが、搭乗する時には、さすがプロ! 気を引き締めて機材へ。

慌ただしくも、しかし、安全第一、丁寧な行動もひと段落。

定刻16時25分から遅れること21分。
ANA628便として、再び、東京(羽田/HND)へと帰っていきます。

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628便として羽田に戻るJA741A。展望デッキには多くのファンや見学者が集まり、手を振っています。それに応えるように、操縦士(機長)、副操縦士のお二人も一生懸命手を振ります。これが旅客機の感動場面の一つのような気もします。

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霧島連山と地上スタッフ、そして展望デッキの多くの人の熱い見送りを受けて滑走路へ。

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16時59分、鹿児島空港KOJ)を後にするJA741A「HELLO 2020 JET」

東京オリンピックパラリンピックの開催もいよいよ来年!!
このHELLO 2020 JETで、多くの訪日外国人の皆様にも、日本の各地を巡っていただきたいですし、どうやら機内も”特別仕様”のようですので、一度は乗ってみたい機材でした。

 

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